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アイン「マスターは…… マスターはどうしてこの世界の為に頑張れるのですか? 私はこの世界の技術で作られているから分かるとして、マスターは違います。 次元に空いた穴も時間がくるまで隠れていれば楽だったのになぜ出てきたのですか?」
アインは一気に言いきり、真剣な顔で聞いてきた。
ハヤト「…………………………英雄願望かな?」
ハヤトはアインの問いに少し考えた後答えた。
アイン「英雄…願望ですか?」
ハヤト「あっ! 始めはだぞ? 今は純粋にルネ達の為に宇宙怪獣と戦おうとしているからな。 でもこの世界の事を知った時は、自分ならもっとうまく出来ると思ったんだ。 多分その勢いのせいで受けてしまったんだと思う。 動機としては恥ずかしいけどこんな感じかな。」
言っていて恥ずかしかったのか頬を掻きながら答えた。
アイン「いえ、私も変な事を聞いてすみません。 ……ですがルネに未来の事を話しているマスターを見たらどうしても聞いてみたいと思ってしまって。」
ハヤト「いいさ、俺も言ってすっきりしたせいか、決心がついたよ。」
ハヤトはそう言って歩き出した。
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