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ルネ「そうだとしても、なんで直接地球に来ないのよ! ここにはたくさんの縮退炉があるのよ? アインの説が確かなら、今頃地球は宇宙怪獣にやられているわ!」
ルネは少し動揺しながら言った。
アイン「それは縮退炉が移動していないからだと思います。 」
それをアインは普通に答えた。
ルネ「移動していないから?」
アイン「はい、移動していない縮退炉はある意味太陽と代わりありません。 地球に来るよりも近くの恒星を襲った方が宇宙怪獣にとっても良いはずです。」
ルネ「…………ならルクシオンやエクセリオンが襲われたのは…」
アイン「近くの恒星よりも近かった……だと思います。」
遠くのデパートよりも近くのお店… そんな感じだ。
ルネ「アハハッ… なら私達が外宇宙から戻って来ているのは、ある意味宇宙怪獣を誘導しているのと同じなのね。」
自分で自分の首を絞めていた訳ね…… ルネはそう言って下を向いた。
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