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こうして、テオバルトはこの危機を乗り越えることができたのだ。
そして今、新たなる問題が発生していた。
「これからどうしよう………」
そう、テオバルトには帰る場所がないのだ。それに、ここが何処なのかも分からない。
「まあ、どうにかなるだろ!!」
だが、さすがテオバルト。この問題をものともせずに立ち上がる。
「力も手に入れたし、これからは自由だ。よし、行くぞ!!」
そう言ってテオバルトは森の中へと駆けていった。
いつもの修行のおかげでその速さは物凄い。
こうして、テオバルトはエクルンド家の拘束から逃れ、自由を手にすることができたのだ。
そしてここから、テオバルトの最強伝説が幕を開けることとなる。
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