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そして今回、テオバルトがガーディアンに放った魔法は闇属性だ。
闇属性は攻撃力が高いので、このような敵を倒すには手っ取り早い。
「ちっ、でかすぎるんだよ」
だが、この魔法では決着が付かなかった。
先程の魔法はガーディアンの腹部を貫き、穴を開けたのだが体が大きいため崩れ去るようなことはない。
それに、ガーディアンは古代人の手によって作られた無生命体なので、この程度で消滅することはない。
「ま、次で決めればいいか」
テオバルトはそう呟くと、次の瞬間、その場から消えてしまった。
ガーディアンは目標を見失い、辺りを見回す。
「………何処を見ているんだ?」
すると突然、ガーディアンの足元からテオバルトの声が聞こえてきた。
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