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「終わりだな」
ニヤリと笑みを浮かべて手をガーディアンに向ける。
「消えろ!!」
テオバルトがそう叫ぶとその手から光が飛び出し、ガーディアンを包む。
「疲れたな」
肩に破輪杖を担ぎながら呟く。だが、何処からどう見ても疲れたような様子はない。
息も一つも乱れていない。
こうしてガーディアンを倒し、この遺跡の全てを攻略したことになった。
テオバルトは目的である宝箱に向かって歩いていく。
テオバルトはその宝箱の傍まで来ると、それに手をかける。
鍵はかかっておらず、蓋を開けるだけでよかった。
そして、その中を見たテオバルトは感嘆の声を上げる。
「おおー、すげぇ!!」
そう言って取り出したのは一つの小瓶。中には少量の液体が入っている。
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