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あれから 約一週間… 最近の愛川は
どこか おかしい｡
帰り道の途中
いつもなら このファミレスの前で
ﾊﾟﾌｪだの ｹｰｷだの 欲しがるくせに
今週は
『お!新しい ﾊﾟﾌｪはいったみたいだぞ?!行くか?』なんて 俺から ファミレスに誘ってやっても
『いい｡』の 一言だ｡
ほんと 参ったな…
俺は どうすりゃ いんだ!?
なにかあったのか!? いや… それなら とっくに 俺にゆってるはずだし…
もしかして 遊園地で告白できなかったことまだ 引きずってんのか!?!?
そんな いくら考えたって でてこないような答えを 求めて
俺が ない脳みそをﾌﾙ活用していると…
『ねぇ 紘弥…』
愛川が呟き立ち止まる｡
続きを聞きたくて
静かに耳をすまし
背中を見つめた｡
言葉はなくても 俯いたまま 小刻みに震えるその小さな背中が すべてを物語っていた｡
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