First Season

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俺は北山の…"宏光"の特別になりたい そう思ったら勝手に足が動いてた 居場所なんてわかんないけどとにかく走る 止まらないように 今止まったら この気持ちを伝えられないと思ったから カサッ 『見つけた~…』 「んだよ…そんなに俺と居たいわけ?」 自信満々です的な反応 面白くない 『お前のアホヅラ拝みに来ただけだよ!!』 「はぁ!?」 不意に口をついたのは 心にもない言葉 本当、俺って可愛くない… 「とか言って俺のコト好きなんじゃねーのかよ!?」 『あーそうだよバカタレッ!!』 「ならもっと可愛く…い………ぇ…」 『!!!!!!!!!!;;』 言っちゃったよーっ;; 恐る恐る北山に目を向ける… あーホラもうめっちゃビミョーな顔して…る… てか 顔…真っ赤じゃね? 「俺が…先に言いたかったのに////」 まじかよ と可愛く悪態をつく北山 けど頭の回転はついていかなくて 『え…?どゆイミ…』 「あぁもうっ!!」 グイッ 捕まれた腕 引き寄せられる体 ちょ 顔近い←ww キスされる… と思ったのに明らかおかしい感触が口に… 『ぶはっww』 「;;…桜に邪魔されるなんて…(泣」 舞い散る桜にファーストキスを邪魔され 若干バツが悪そうに"ありえねー"とか言ってる君を見ていたら 桜って恋の色をしてるなぁとか きっとこの恋は 桜が運んできたのかもしれない とか思ったけど 笑われるから胸に秘めておくことにした
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