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華奢な体に腰あたりまで垂れた綺麗な黒い髪、透き通るような白い肌が日の光に照らされて優雅な雰囲気をかもしだしていた。
そんな彼女に俺は、いわゆる一目惚れをしたのだ。
「いいな~巧、莉奈ちゃんが隣で。」
「………………………」
俺には辰也の言葉など耳に入ってこなかった。
「巧?オーイ巧君聞こえますか?」
「………………………」
「まさかお前………」
「じゃ莉奈ちゃんは巧君の隣ね。」
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