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泣き疲れていつの間にかケイは寝ていた。
ナオキ「やっと起きたか。そろそろ帰るぞ。」
ケイは無言でうなずく。
夜も更けいつもの様にナオキからの電話がなった。
ナオキ「まだ起きてたのか」
ケイ「寝てる奴相手に電話するか(笑)」
ナオキ「…そうだな」
ケイ「どした?眠いのか?」
ナオキ「ああ…。少し疲れた」
ケイ「ナオキは練習しすぎだよ」
ナオキ「お前がしなさすぎなんだよ」
ケイ「それを言うなって💦」
いつも通りの会話をしていた。
ただ…
ナオキ「ケイ。」
ケイ「ん?」
ナオキ「音楽好きか?」
ケイ「なんだよいきなり(笑)」
ナオキ「いや、お前、昔に比べたらずいぶん変わったよなぁ」
ケイ「真面目になった(笑)」
ナオキ「そこは変わってねぇって(笑)」
ケイ「うそだぁ(泣)」
ナオキ「やっと自分を出せるようになってきたよな」
ケイ「そぉかぁ?」
ナオキ「最初は見れたもんじゃなかったからな」
ケイ「俺そんなに不細工だったか(笑)?」
ナオキ「アホ。まあケイはケイだからな」
ケイ「うん😃ありがとな」
ナオキ「別に俺は何もやってないぞ」
ケイ「いいからいいから」
ナオキ「ケイ…」
ケイ「ん?」
ナオキ「もう寝ろ。」
ケイ「うん。そろそろ寝るかぁ」
ナオキ、ケイ「おやすみ」
「音楽好きか?」
ナオキが好きにさせてくれたんだよ…?
ナオキと一緒だったから素直になれたんだよ…?
ナオキ…ありがとう…
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