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一言に「愛」と言っても、様々な愛情があると思います。
親からの愛や、恋愛や友情…
沢山の愛の形はありますが、やはり、愛がなければ人は生きていけませんよね…
私はずっと
「お母さんはユゥなんて可愛くないんだ!
お姉ちゃんの方が絶対可愛いに決まってる!!」
そんな事をずっと思ってました。
だから、母に対しても、父に対しても、反抗的な私だったと思います。
でも、それを気づかせてくれたのは、母が倒れた事でした。
そのきっかけがなければ、母を亡くした今も、私は母からも、父からも愛情を感じる事は出来なかったでしょう…
母が亡くなるまでの最後の4年は、私にとって、本当に貴重な時間でした。
でも、そんな事がなければ親の愛に気づけなかった私は、心が寂しかったんでしょうね…
母に直接聞きました。
私の知らない母の愛情を、少しずつ感じれて…
最後には姉妹の中で一番愛して貰ったんじゃないでしょうか…
それは私が一番可愛かったとかではなく、姉妹の中で、私は末っ子です。
だから母とは一番短い時間しか居られなかった…
だから最後の数年で、姉達と同じだけの愛情を注いでくれたんだと思いました。
親は誰が一番ではなく、平等に愛を注ぐんですね…
それに気づけた私は幸せです。
「愛されてない」
と感じている方も居ると思いますが、絶対にそうじゃない…
親だって、ただの人間…
間違った愛しか伝えられない親も居ます。
それは私の父です。
でも決して父が私を愛してないとは思えません。
ただ、不器用なだけで、絶対に誰もが愛されて来たはずです。
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