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最近、ホスピスに挨拶に行って来ました。
正直、ホスピスには行きたいけれど、行きたくない場所でもありました…
やはり、母との最後の思い出の場所…
踏み入れたいけど、自分が壊れてしまわないかが不安で……
でも、行けて良かったです。
ちらっと母の部屋は見ました。
でも、近くに行く勇気はまだ有りませんでした。
母の部屋はまだ誰も入って居なかった…
なんか、ホッとした私が居ました。
長い間、お世話になった看護師さんやボランティアの方や事務の方と色々な話が出来ました。
皆さんに母の遺影や、最後の母の写真も見せました。
皆さん、母を凄く綺麗だと言って下さって……
本当に嬉しかったです。
最後に母の血液を取って下さった看護師さんが言ってました…
「利子さんの血液取った時、あ～って思っちゃいました…
正直、この状態で良く頑張っているなって…
それ位、検査に出さなくても、利子さんの血液はサラサラで、薄くて…
血が全く固まらない状態でした……
そんな中、利子さんは必死で生きてたんだって…」
私は胸がいっぱいになりました。
母は限界を遥かに越えてまで生きようとしてくれていた…
本当に這ってでも生きてくれた。
そんな母を改めて、尊敬しました。
本当に偉大なる母を親に持てて、私はとても幸せな娘です。
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