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麗斗はすぐに立ち上がると、Cが突き出してきた左手を自分の左手で掴む
そのまま回転し、その勢いを利用して、右肘をCの首筋に叩き込んだ
「ガ…ァ…」
そのまま、Cは意識を失い倒れ込んだ
辺りが一瞬静まると、すぐに大きな歓声が響き渡る
「す、すげえ! 映画みたいだ!」
「キャー!カッコいい!」
「俺、あいつになら掘られても良い…」
「あら…あのボウヤ…可愛いわね…食べちゃいたいわぁ(cv.バル〇トス)」
その歓声を聞いた麗斗は、顔を真っ赤にして、雪兎たちのもとに戻る
てか、最後の二つは自重しろ!
「もぉ! 何すんのさ! 危ないじゃないかぁ!」
麗斗は頬を膨らませ、雪兎たちを睨む
「クスクス、どうせ私たちが蹴らなくても貴方は助けに行っていたでしょう? なら、良いじゃないですか」
狼貴が口に手を当て、そう言うと麗斗は反論できずに押し黙る
そう言えば、狼貴と麗斗の見た目を言ってなかったが…
狼貴はぶっちゃけ、ブレザーの上に白衣を着た、黒〇事のセバス〇ャン
麗斗は、リトル〇スターズの直枝 〇樹である
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