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──１時間前──
とある商店街の中を仲の良さそうな三人の男女？が歩いている
彼等はただ歩いているだけなのだが、道行く人々からの視線を受け続けている
少しだけなら大丈夫なのだろうが、さすがに量が半端無いため三人ともウザそうにしている
そろそろ、その視線に耐え兼ねたのか三人のうち、最も目付きの悪い男性がイラついた口調で話し出した
｢あぁ…いつもの事ながらウザいですね…｣
彼はかなりイラついているようで、見る人が見れば悪魔のようにしか見えない笑顔で辺りを見回している
しかし、目付きが悪いが整っている顔つきのため、回りの女性は顔を赤く染めていた
｢同感…このバカがまたフラグ立てないうちに帰ろうぜ…｣
長い白髪を後ろで結んだ、絶世の美少女がその言葉に返す
雪のように真っ白い髪、ルビーのように赤い瞳、幼さと妖艶さが混じりあった顔つき
ぶっちゃけF〇teのイリヤ〇フィールである
しかし、悲しいかな…彼は男なのである
もう一度言う、彼は男なのである。大事なことなので二回言いました
まあ、そんな見た目をしていれば…一部の人々にヤバい目で見られるわけで…
ハァハァと息を荒くし、鼻から血を流しながらこちらを見ているやつもいる
ぶっちゃけキモい
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