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不良Aを介抱していた不良BとCは立ち上がると、Bは麗斗の胸ぐらを掴み、Cはその後ろから麗斗を睨み付けている
「おうおうおう!てめぇ、兄貴に何してくれとんのじゃあ!」
「そうだそうだ!俺たちはなぁ…そこの綺麗な女の子と遊びに行こうとしてたのに、邪魔してんじゃねえよ!」
麗斗は胸ぐらを掴まれたまま苦笑いを浮かべる
「僕から見ると、嫌がってたようにしか見えなかったけど?
人が嫌がることはしちゃいけないよ」
麗斗がそう言うと、不良たちはキレたようで、たたでさえ見苦しい顔が怒りで更に見苦しくなった
「ふ、ふざけんなぁ! ちょっとばかり顔が良いからって調子に乗ってんじゃねえ!」
「この辺り一帯を締める、チーム 狂・暴走姫(クレイジー・シンデレラ)の俺たちに向かって、そんな態度をとるとは…良い度胸だ」
不良たちは麗斗を物凄い睨み付け、Cがポキポキと指を鳴らす
てか、Bは嫉妬しているようにしか見えん
Cは古い…古すぎる。今どき、そんなチーム名は流行らんぞ…
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