翌日の次の日

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雪は黙って和義の料理を持ち、そのまま買い出しした食材とともに厨房へと向かった。 和義は素直におにぎりとか無難なものにすればよかったとため息をつきながら厨房に続く 「和義くん、あたしは君の料理は好きだよ?なんだか不思議な味つけだからね。でも他の人にはあまり評判よくないからあたしが代わりに出すよ」 雪はまた中途半端な、むしろ悲しくなるようなフォローをしながら、テキパキと料理を作る。 オムライス、和義が作ったのもそうだった。 洋食の定番とも言えるその料理は雪の手によってどんどんその姿を現す。 何故か彼女が手掛けるものは全て美味しい。 うまい、や他の表現ではどうにもしっくりこない その手際の良さに見とれるうちに出来上がり、和義と雪は厨房を出る
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