Beginning Memory

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「慰謝料よこしなさいよ!」 「ハァ?周りをよく見てねぇお前がわりぃんだろうがよ。ボケっとしてっから当てたくなるだろうが」 相変わらず一言が多いヤツで良くいえば正直者で悪くいえば典型的なバカってかんじなとこは変わってない 「それって罪を認めるってことね?」 「なっしまった!……あぁ、あれ?あれ俳優の水澤ヒロじゃね?」 「えっどこどこ?」 辺りを見たけど水澤ヒロは当たり前のように居ない。私はなぜかこんな単細胞の苦し紛れの一言にまんまと引っ掛かる私もバカなのかな 「バ~カ、いねぇよ。じゃなぁバカ杏里~」 「待ちなさ…あっ『おっと、定期の発行できましたよ』 ウザトを止めようとすると駅員さんが引き裂くかのように横入りしてきた。屈辱的な言葉を残され逃げられた
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