3人が本棚に入れています
本棚に追加
でも、努力の源を手に入れられるだけで、有り難いと思ってもらいたい。
祈っても、願っても何も得られないことだってあるのだ。
例えば、交通事故で家族の一人が目を覚まさなくなった場合。
その他の家族のみんなは、神に何度も祈るのではないでしょうか?
実際に想像してみてください。
あなたは『どうか目を覚ましますように』って何度も祈りませんか?
俺もその一人だ。
でも、祈っても祈っても目を覚まさなければ、日に日に積もっていくのは不安ばかり。
『もう一生目を覚まさないのではないだろうか』なんてマイナス思考になってしまったりするだろう。
そう、他人のことを自分が祈っても、得することは何もない。
自分をどんどん窮地に追い込んでいるだけなのだ。
もし本当に神がいるなら、まず事故の時点で止められているはずである。
それどころか、世界中の人々の願いが叶い、この世はとっくに幸せに満ちているはずである。
最初のコメントを投稿しよう!