~ナルシェに集結!~

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それからナルシェへ向けて急いだ。確実に帝国兵が進軍してきている。 ロックの顔に少し焦りが見えた。 そして、ナルシェについた。石垣の門でガードが待っていた。 「お待ちしておりました。どうぞ長老の家へ。」と言って案内された。 長老の家の前で中から話し声が聞こえてきた。 「しかし、ドマはリターナーに属していたばかりに…。」 ナルシェは中立国だから攻められないと思っているのか。 そこへロックが、 「そんな事無いぞ。帝国はナルシェに来るぞ!」と言って入っていった。 私はロックの後についていった。 「セリスが教えてくれたんだ。」とロック。 「そうか!どこかで見たことあると思ったら、マランダを侵略した悪名高きセリス!帝国の犬めそこになおれ!」 とサムライの格好の男に文句言われた。私は死を覚悟して立ち向かった。 「待ってくれ。セリスは裏切らないと約束してくれたんだ。俺は守るって約束したんだ。」 と一生懸命にサムライを押さえた。 「ロック。お前…。」と声がした。 私は何かあるのかとやっと気付いた。
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