~幻獣の谷・準備編~

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「大変です。帝国軍が大軍で攻めて来ました!」というガードの報告でみんな驚いた。 「しょうがない。迎え撃つしかない。」と長老。 「氷漬けの幻獣はどこに?」とリターナーの長。 「谷の上に移動した。そこで守らなければ!」 私たちは氷漬けの幻獣の置いてある谷に向かった。行く途中何人かと話した。 私 「まさかあの魔導少女と行動をともにするとはな。」 魔導少女 「あなたも魔法を使えるのね?私と同じで感情が無いの?」 私 「ふっ。なめているの?」感情はあるが、確かに同年代の人とは感情の出し方が違っている。 サムライ 「いったんは休戦だが、拙者はお主を認めたわけでは無いからな!」 私 「ふっ、この戦いで証拠を見せてやる。」 ここまでとは…。別に歓迎してくれとは思って無いし、してくれるとは思えない。 エドガー 「ロックにはいろんな過去をもった男だ。さっきの言葉はキミだけに言ったわけでは無いから、惚れちゃあいけないぜ。」 私 「ふっ。私はこれでも軍人の端くれだ。」 とは言ったものの、ロックの気になる事はある。ただ好きとかそういうのに直結しないが。
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