何時もと変わらぬ日々

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 翠屋を後にした俺は現在高町家に向かっていた。 え?なんでかって?そりゃぁ桃子さんに頼まれたからに決まってるだろ。 なんでも、今晩は遅くなるらしいから代わりに晩ご飯を作ってほしいとの事だ。 美由希「あれ?しーくん?」 崇「ん?美由希か」  彼女は高町美由希、高町家の長女でまあ俺の幼なじみでもある。 美由希「珍しいねこんな所にいるなんて。何か用事?」 崇「ああ。桃子さんに頼まれてお前ん家にな」 美由希「お母さんに何を頼まれたの?」 崇「なんでも、今日は帰りが遅くなるから代わりに晩ご飯を作ってほしいんだとよ」 美由希「またおかあさんは……」  美由希は片手で頭を抱えはぁ~と溜め息をつく。 … …… ……… ………… 高町家〉 美由希「ただいま~」 なのは「お帰りなさい。お姉ちゃん」 美由希「ただいま、なのは。今日はお客様がいるよ」 なのは「え?誰々?」 美由希「それは……この人だ!」 崇「あんまり大袈裟に言わないでくれ。なんか、恥ずかしい」 なのは「お、お兄ちゃん!?」 崇「久し振り、なのは」  なんか、なのはの肩がわなわな震えている……怒ってるのかな。 なのは「お兄ちゃ~ん♪」 崇「うお!?」  なのはが俺に抱き付いてきた。 急な事だったので若干バランスを崩すがなのは軽いので難なく踏ん張れる。 なのは「でも、どうしてお兄ちゃんがいるの?」 美由希「お母さんに頼まれてご飯作ってくれるんだって」 なのは「ほんと!?」
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