壬生浪士組に居候

20/21
前へ
/360ページ
次へ
『見た目は…余り変わらないですね?』 『でも、山南さん喉仏がありますよ?』 『おお!本当だな? 歳、昼間は男だが晶君は隊士にするのか?』 『………とりあえず、怪我が治るまで客人で通し完治したら小性でもしてもらうか どうせ、刀なんて握れないだろ?』 『そうか晶君は女子だしね。それが良い。では、私の小性に』 『ダメだ私が貰う』 『近藤さん、妻子ある身でなにを』 山南と近藤と土方が言い争っていたが 総司が晶の髪を結いながら『山南さんが一番安全だと思いま~す』 と発言した 『総司、それはどおいう意味だゴラァ?』 『だって、土方さんはそんな感じでヤクザみたいだし女人にはだらしないし…? 近藤さんは書物を晶さんに全て押し付けそうだし? 山南さんなら、大人だからそんな事もないし一番適任じゃないですかぁ?』 『そもそも、晶さんは人であって物じゃないんですから貰うとか失礼ですよ!』 『あっあっの、私のせいで喧嘩しないで下さいッ 私、1日置きに皆さんの小性やらせ戴きます ですから、喧嘩は………』 泣きそうな晶を庇うよーに総司が 『晶さんを泣かせたら、私の刀の錆びになってもらいますよ?』 と刀をちらつかせた
/360ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4086人が本棚に入れています
本棚に追加