御披露目

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『二人とも行ってしまいましたね? 近藤さん、何をすればいいですか?』 『そーだな、今は特にやる事もないからお茶でも淹れてくれるかい?』 『分かりました今、淹れてくるので待ってて下さいね?』 『ああ、晶君のも淹れておいで?一緒にお茶でも飲もう』 『はい』 お茶を淹れて戻る時に道場の横を通りかかり 中から、竹刀や木刀のぶつかり合う音や気合いをいれる声が聞こえてきた 『甘い!!!』 ダンッッ ガツ! と、音と同時に 『うわぁっ』 と声が聞こえ、風通しで開けていた戸から 晶に向かって何かが飛んできた……… そぉ、吹き飛ばされてきた 原田左之助………
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