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『あれぇ?[気にするな!]っておかしいですね?
左之さんがぶつかったんですよね!きちんと謝罪して下さい』
『しかも、いい男は昆布茶を頭からかぶりませんよ?
まぁ、左之さんはかぶりたいのかもしれませんがね?』
と見廻りから戻ってきたらしい総司が、左之から晶を引き剥がしながら言い捨てていた
総司が苦手なのか
怖いのか…
多分、両方であろう左之は
すぐに
『すんませんっした!』
と土下座までしていた
『…あっ左之さんのせいなんですから「廊下」拭いといてくださいね?
さぁ私達はお茶を淹れなおして戻りましょうか?』
なんて言いながら背中をぐいぐい押され
お茶を淹れなおしに台所まで来てしまった
『左之さんに「廊下」お願いして良かったんでしょうか?』
と問いかければ
『気にする必要は無いですよ?
それよりお茶待たせちゃ悪いです
近藤さんに持って行く途中だったんですよね?』
と返され
お茶を頼まれてからかなり時間が過ぎていて
待たせている事に気づき二人で慌てて局長室まで戻ったのだった
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