御披露目

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近藤さんが昼過ぎに用事で外出するというので 今日の私の小性としての仕事は終わってしまった ――――――――― ――――――― 何もする事が無く部屋に戻ってきて 遮那旺を膝に抱き、縁側に座って空を眺めていた 『空が高い……… 車やテレビの音も聞こえないな…… ……当たり前かぁ…』 と独り言を呟いていた 「…………戻りたいか? ここは嫌いか?」 『そんな事ないよ!? ここの人は皆さん、よくしてくれるし 凄く居心地が良いの… ただ…懐かしく思っただけだよ?あの時代を… ねぇ…‥遮那旺? 私が、知ってる未来は変わるのかな? 私がいると………… 変わっちゃうよね? いーのかな?……………』 「…ふむ、晶のしたいよーにすれば良い ワシは変えても良いと思う 晶…お前は幸せになって良いのだぞ」 『そっか…わかった… 遮那旺ありがとう』
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