4086人が本棚に入れています
本棚に追加
近藤さんが昼過ぎに用事で外出するというので
今日の私の小性としての仕事は終わってしまった
―――――――――
―――――――
何もする事が無く部屋に戻ってきて
遮那旺を膝に抱き、縁側に座って空を眺めていた
『空が高い………
車やテレビの音も聞こえないな……
……当たり前かぁ…』
と独り言を呟いていた
「…………戻りたいか?
ここは嫌いか?」
『そんな事ないよ!?
ここの人は皆さん、よくしてくれるし
凄く居心地が良いの…
ただ…懐かしく思っただけだよ?あの時代を…
ねぇ…‥遮那旺?
私が、知ってる未来は変わるのかな?
私がいると…………
変わっちゃうよね?
いーのかな?……………』
「…ふむ、晶のしたいよーにすれば良い
ワシは変えても良いと思う
晶…お前は幸せになって良いのだぞ」
『そっか…わかった…
遮那旺ありがとう』
最初のコメントを投稿しよう!