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その時たまたま殺傷が通りかかる。
栄一(来た!!賭けは俺の勝ちだ!!!ヒャハハハハ~~~)
栄一は勝ち誇った顔で殺傷をじっと見ていた・・・殺傷にとっては般若のような気味の悪い笑みを浮かべる栄一に不気味さを感じていた。
殺傷(怪しい・・・そして気味が悪い・・・少し速く歩いてここを抜けよう)
殺傷が栄一の不気味さを感じ、早足で栄一の側を通り過ぎた丁度その時。
栄一はコートから包丁を出して・・・そして殺傷にそれの先端を向けて・・・
ザシュッ!!───────
栄一は殺傷の背中を勢い良く刺した。
殺傷「ぐあっ!?」
栄一は力の限り包丁を背中に食い込ます。
殺傷の背中にドンドン包丁が食い込む。
殺傷は必死に栄一を後ろから蹴った。
栄一は殺傷の蹴りから逃れる為に後ろに下がる。
そしたら背中からの異物の重みがスッと抜けた。
鮮血が道端に飛び散る。
そして苦痛に顔を歪める殺傷と…
人を刺した事により久々に快感を得た…そんな表情で殺傷を見る栄一…
この二人が狭く暗い路地の雰囲気を支配する…
殺気…
狂気…
恐怖…
そんな負の感情の雰囲気が路地を支配している。
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