771人が本棚に入れています
本棚に追加
ガシッ───!!
だが、
殺傷に奇跡が起こる──殺傷は咄嗟に栄一の腕を掴み、包丁の動きを止めた。
その後、
左手だが殺傷は栄一の血の付いた包丁を奪おうとする。
栄一の表情が一瞬にして変わる。
栄一「くそっ!!!放せ~~!!!」
栄一は叫びながら殺傷の腹を左手で2、3回殴る。
ドゴッ━━!!バコッ━━!!ドグッ━━!!
鈍い音が暗い路地を支配する。
その時の栄一の顔はまだニヤけていた──
栄一(何発でノックアウトするかな)
殺傷「───ッ・・・!!」(包丁は絶対離さない───だがこのままじゃ死ぬ───どうすれば───どうすれば────)
だが殺傷の目には光があった…
そう…殺傷はまだこの状況でも諦め無かった──
殺傷は確実に頭を張り巡らして栄一から逃げる作戦を立てている。
その一方、栄一は只殴っては笑う──
殴っては笑う──
それの繰り返し…
殴りながら笑う栄一の顔は…
もはや人の皮を着た鬼だ…
栄一「ヒャハハハハ~あー楽し…早く楽になれば♪♪♪ヒャハハハハヒャハハハハ━━━━♪♪♪♪♪♪♪♪」
ドゴッ━━!!バキッ━━!!バキッ━━━━!!!!!!!!!!!!!!!!
殺傷「う………ぐぁっ───!!!!ッ~~~~!!!!!」
最初のコメントを投稿しよう!