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男子トイレによく書いてある。
もし貼り紙がなければ漏水事故発生!!
そう、便器に照準を向けてロックオンして放水したハズなのに、なぜかターゲットである便器まで「小便」が届かずに汚してしまうけど、よく見かける光景である。
どんなに飛距離が小さくても、すなわち小便が放水銃の先から真下に垂れてしまった場合でも、便器の顎の上から放水作業を行なっていれば何の問題もない。
しかし、世の中の男たちはなぜか遠くから狙いたがる。
もう一歩前に出て便器の顎の上から放水作業を行いさえすれば良いのだが、なぜか漢(オトコ)たちはそれができないのである。
家庭によっては妻から「小便するときは座ってやりなさい」と命令されている男も多いらしい。
男としての尊厳を無にするような、想像するだけで涙が出てくるような哀しい話である。
はるか古の昔から「男らしさ」のひとつが「立ち小便」ではなかったか?
……そして「立ち小便」は「男らしさ」の最後の砦ではないのか?
……という気もするのだが、便器まわりを汚しまくる現実の前ではそんな「男らしさ」は2000円札よりも価値がない。
2000円札ならば喜んで受け取ってくれる人もいるだろうが、便器の下に落ちようとする「小便」は誰も受け取ってくれない。
なにはともあれ、世の中の虐げられている「しょんべん小僧」達のため、そして「男らしさ」の最後の砦を守るために、男子トイレの「ションベン小僧」達がどうしたら、放水ミスをしないかを物理的に考えてみた。、
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