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「ふわぁ……眠い……」
過去を見つめなおした日から一週間が経過した。
隣ではいつも通りに可奈が寝ている。
そういえば高校に入ってからはよく可奈が甘えてきている気がする。
毎日俺と一緒に寝ているし……
さらによく考えると可奈はもう中学三年生でいい年齢である。
「うにゅ、お兄ちゃん……おはよう……」
目をこすりながらも挨拶をする可奈。
「あぁ、おはよう。」
俺は可奈の頭に手をおき撫でる。
可奈は抵抗せずに受け入れ笑顔にまでなっている。
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