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初めまして!
オレは長谷川瑞基。
今日は東と晶と泉さんと旅行に来てるんだ。
本当は東と二人のハズだったんだけど、なぜか奇跡的に晶達に会っちゃったんだよ…。まぁ二人っきりってのは嫌だったし、いいかななんて思ってるんだけど(笑)
旅先は彦根!滋賀だよ。
今日の目当ては彦根城!
ヒコニャンに会いに来た!…って言いたいんだけど、東が勉強の為にみたいなこと言って…(怒)
誘われるとオレ断れなくてさ…(泣)
でも晶達がいてくれて良かった!
感謝するぜ!!
「なんだよ瑞基、キラキラした目で俺たちを見て…。まさか!泉はやらねーぞ(怒)!!」
「ちょっ…晶//(汗)人が見てる!あと泉じゃなくて兄さん、だろ?」
…相変わらずブラコンだな。
可哀相に泉さん(笑)
「瑞基、なんで晶君達を見つめてたの?瑞基は俺だけを見てくれないと…」
「うるせ~//!ただでさえ目立つんだからそういうこと人前で言うな//!!」
「可愛い可愛い❤」
「黙れェ//!!」
東も晶も泉さんもイケメンだ。
だから観光客の注目の的みたいなもんで…。
オレ的に立場がない…。
「さ、頑張って天守閣まで登ろっか!」
「おう!」
長い坂を登って天守閣の前に着いた。
そこにはたくさんの人が。
「ヒコニャン!!」
人だかりの中にヒコニャンを捉えたオレは一目散に駆け寄った。
「可愛い~!!!」
一人浮かれていると、取り残された三人は…
「先に中入ろうぜ…」
「晶(汗)!…オレ…ちょっとヒコニャン気になる…//」
「泉…//よし、瑞基のとこまで行くか!」
ヒコニャンに夢中なオレは後ろから冷たい視線を感じた。
振り向くと東が眼鏡を光らせて笑っていた。
…めちゃめちゃ恐い!!
何があったのか知らねーけど、確実に怒ってる。
東の眼鏡が光ると怒ってる証拠だ!
田口から聞いたから絶対だ!
「東…?怒ってる…よね(汗)?」
「うん、そりゃ」
「な…なんで…(汗)?」
「俺を置いて勝手に行動するから…」
それって…
「俺、ヒコニャンに嫉妬しちゃった。瑞基…、ヒコニャンと俺、どっちが大切?」
…機嫌を治さないと後でオレがヤバいから…
「あ…東さん…です//(汗)」
「(ニコッ)良し!瑞基大好き~❤ギュー」
「放せ~//(泣)!」
畜生…//
ズリーよ…東…//
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