亜希子

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「あたし…もっともっとたくさんの人に喜んでもらいたい。 そう思って応募したんです」 亜希子はグラスの氷を揺らしながら言った。 風俗店の店長―権田はゆっくりとたばこを吸った。 「やっぱり…あたしみたいなのはだめですかね…」 「いや」 権田は亜希子を見た。 「明後日から来れる?」 「はい!!」 亜希子の笑顔に権田は笑った。
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