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エセナ「上級を。」
オズ「せ、先生!」
レイ「危険です!」
龍「火から…【ファイアーフェニックス】」
龍の突き出した手から火の鳥が出てきて講堂内を飛び回る。
その火の鳥は赤々と燃える炎をまとう。
龍「おいで。」
火の鳥は龍の突き出していた腕に停まる。
龍「可愛いな。」
レイ「有り得ない…。」
オズ「初めて魔法を使ったんだよな…?」
龍「ん?こっち来てやってたぞ。ストラウスに魔法学校に来ないかって言われた時は信じられなかったけど嬉しかったし。」
エセナ「蓮巳君!来た事があるのですかっ!」
龍は火の鳥とじゃれながら話を続けた。
龍「小さい頃に。親父に話を聞いて試したんだが、上手くいってな。何回か来たんだけど、蓮巳流派の稽古が凄くなって来なくなったし。随時前だから夢かと思ってたし。」
レイ「大体何歳の時ですか?」
龍「分かんないけど…3歳か4歳だな。」
3人は呆然としていた。
龍「他はやらなくて良いのか?」
エセナ「あ、やれ。もう、構わん。」
エセナは投げやりになっていた。
龍「わかりました…。」
龍は火の鳥を消し、光属性の魔法を唱える。
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