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龍(なんだ…身体が呼ばれている…?)
エセナ「まさか…蓮巳君、呼ばれているのですか?」
龍「そんな感じがします…。」
エセナ(どれだけの才能があるんだ…。魔力、属性…それに、昨日グレンと手合わせした実力…大き過ぎる武器…呼ばれる武器……偶然?いや、必然か?)
エセナ「行こう。どこだ?」
龍は身体が引かれる方へ進む。大通りを抜け、裏道を歩く。
レイ「なんか、怖いです。」
オズ「怖がりだな…うわぁ!」
レイ「キャーッ!」
龍「ここだ…。」
龍が止まったのは潰れそうな武器屋。
?「いらっしゃい。どうぞ。」
ボロボロの服を来た男が案内する店は埃が多くカビ臭い。
龍はある刀の前で止まった。
?「それは、抜けませんよ。…絶対に。」
3人は店の入口に集まって立っている。
龍「値段は?」
?「抜けたらタダで良いですよ。」
龍はその刀を手に取り、抜く。
?「なんと…。」
刀身が真っ白の日本刀が見えた。
龍「…白龍。」
龍は刀をしまう。
?「お前さん…、待ってろ。」
男は店の奥へ走って行き、戻って来た時には手にはもう1本刀を持ってきた。
?「お前さんにやる。2つとも手入れをきちんとやってくれ。」
龍「ありがとうございます。」
4人は大通りへ戻り、ギルドに着いた。
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