武器

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エセナ「シェリル、彼にギルドランクを与えて。」 シェリル「相変わらず堅いわねぇ。龍君、コレに魔力を流して。」 龍は出されたカードに魔力を流す。 シェリル「魔力についてはSランク以上…凄いわね。次はそこの部屋で戦闘力を測るわ。魔力と戦闘力合わせてランクを付けるから。Sランクに上がるには試験があるから良くてAランクになるけどね。」 龍はカウンターの奥にある部屋に入る。 シェリル「いい?」 広い部屋の壁から声がする。 龍「はい。」 シェリル「武器は自分の物を使って良いわ。あと、魔力で動かしてる人形だから本気でやってね。魔法は無しよ。」 龍「わかりました。」 シェリル「始め!」 床から人形が20体出てきた。 龍「稽古に丁度良いな。《蓮巳流二刀流舞式[ブシキ]壱之舞[マイ]…夢》」 龍は白龍と黒龍を持ち人形へと向かい走る。 まるで舞っているかのように美しい舞を踊る。 龍「シェリルさん?」 シェリル「あ、出て来て良いわよ。」 龍は両脇に刀を納めてから外に出る。 シェリル(有り得ない…たった数分で私の造った人形が壊されるなんて…。) 龍「シェリルさん、あなたがあの人形を?」 シェリル「ええ。どうかした?」 龍「首が脆いですよ。俺、あっちで待ってますから。」 龍はオズとレイの所へ行った。 シェリル「エセナ…。」 エセナ「何?」
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