プロローグ

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「は……?」 少年は呆然とする。 「あんた、頭平気か?」 「ん?どうした」 「契約魔って、17歳にやるものだろ? しかも、相手は選べないだろ」 「ほぉ。お前、意外と博識だな」 「意外は失礼だな。図書館の本の内容は覚えてるぞ。」 少年はため息をつきながら言う。 「では、魔法も?」 「構成は理解している。 魔法も中級なら……」 少年は少し残念そうに言う。 .
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