1人が本棚に入れています
本棚に追加
コクコク頷いてくれたこのか。
「よしよし、じゃあ始めようか。っで早速本題なんだけど気になる人って誰なの? あ、名前ね名前教えてくれるだけでいいから」
「……風見 く……さん」
恥ずかしいのか緊張してるのかこのかの声がよく聞き取れない。
そんな司に気づくこのかは再び口をモゴモゴ動かす。
「……風見 玖音さん」
風見 玖音。どこかで聞いたことある名前。それも結構身近に感じるし、絶対に会ったことも話したこともある。 けど、そこまで記憶に残ってないわけなのですよ。
「お姉ちゃんも会ったことありますよ! 話したことはないかもだけど……」
「風見 玖音、ねぇ。この学園でも結構有名な奴だったような気がする。 確か二年だから星と同じ……あ、思い出したわ」
最初のコメントを投稿しよう!