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プツンと話の流れを切られて中にいた三人は自然とドアに注目した。
「あの! いますか。」
外から男の声がした。高くも低くもないフラットな声。
はいはい、と言いながら会長がペンを置き椅子から立ち上がると扉を開けようとする。
が、その前に扉はズズッと開かれた。
若干着崩した制服にパッチリとした目、やや背が高めで、尖って形のいい鼻をしている男子生徒が笑顔でたっていた。
「あの~恋愛成就部の方々はこちらにいますかねぇ? バスケ部に聞いたら昨日は宿直室だったから今日は生徒会にいるんじゃないかなって言われたんですけど」
会長はキッと鋭い視線を司に送る。 昨日宿直室にいたことにご立腹のようだ。なにせ宿直室の生徒のみの立ち寄りは許されてない。
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