―中盤―

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「僕は何度もエンジェンドに  変身しようとしたが…  エンジェンドライバーは  僕を拒否したんだ…  だから、僕は  各ライダー世界に行ける  鳴滝さんに頼んだ…  “エンジェンドライバーが  選ばれし者に  エンジェンドライバーを  渡して欲しい”と」 『じゃあ!?』 「エンジェンドライバーは  君を選んだ」 『でも…オレは…』 「君に闘えって言わない、  だって…今の君では  門矢 士には勝てない」 「翔!?言い過ぎだぞ!!」 その時、翔の後ろから カイとキバットⅠ世と 直喜が現れた。 「そいつの言い通りだ」 ヒロはカイ達の方を 見て驚く。 『カイ…!?直喜…!?  お前ら!?各世界で  死んだはず!?』 「そうだったんだが、  気づいたら  ここの近くに  立っていた」 「オレらもだ」 新太郎と裕也と 零鬼も現れた。 「翔!!お前の話を全部、  聞かせてもらったぜ」 「話が早い」 「ヒロ…門矢 士って  奴がどんだけ強いか  分からないねぇが…  今のお前は  門矢 士って奴には  勝ってない」 『なぜだ!?』 「自分で考えろ」 「前のお前なら  すぐに分かるはず」 『前のオレなら…』 翔は歩き出す。
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