―中盤―

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「僕はもう一度、  門矢 士と闘うけど…  一緒に闘いたい奴は  僕について来て」 翔は歩き出す。 「オレは闘うぜ」 「オレらも」 カイと直喜と 零鬼と新太郎と 裕也も歩き出す。 「僕も…!!」 「僕も行きます!!」 潤と悟も翔に ついて行く。 『オレは…オレは…』 ヒロはその場に座る。 その頃、士は王座に 座っていた。 「月影…またか?」 「はい、エンジェンドが  繋いで来た  各ライダーの世界の扉を  開くのに時間が  もう少々かかります」 「そっか」 その時、 士たちの前にある モニターが点いた。 「うん?」 モニターには 大ショッカーの屋敷に 近づく翔たちが 映されていた。 「ふっ…翔のやつ、  他のライダー達を  連れて来たから」 「私、やつらの相手を」 「いらん、オレが行く」 月影は驚く。 「ですが!?」 士は立ち上がる。 「ディケイドの力を  試してみたいからなぁ」 「そうですか」 「やつら倒すまでに  世界の扉を開く  準備しておけ」 「はっ!!」 士はその場を 出て行った。 その頃、翔たちは 士たちの屋敷の 目の前まで たどり着いた。 「あの屋敷に…」
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