―前半―

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「零鬼くん、あんまり  無理しない方がいいよ」 零鬼は倒れる。 「だから、言ったのに」 マクロは零鬼たちに近寄る。 「零鬼くん…  とどめを射して  あげるよ…  君は例の計画を  邪魔しそうだから」 マクロはライダーキックの 構えをした。 「ハァー…」 マクロの足元に マクロのマークをした、 紋章が現れた。 マクロはおもいっきり 高く飛んで 零鬼に向かって ライダーキックする。 すると、零鬼の頭上から アウガが飛んで来て マクロに向かって ライダーキックした。 マクロとアウガの足は ぶつかって 大きく爆発した。 「うっ…!!」 「大丈夫ですか?」 『裕也…!?』 「邪魔が入ったか…」 マクロはその場を去った。 アウガはヒロに近寄る。 「ヒロさん」 零鬼とクローズは 変身を解いて ヒロに近寄る。 ―その夜― 裕也たちは 無人の建物の中で 焚き火をしている。 ヒロは裕也の後ろで 横になっていた。 「翔って人…  強かったですねぇ」 「あぁ…だが、  あいつがあんな力を  つけていたなんて…」 ヒロは起き上がる。 『なぁ…零鬼』 「何だ?」 『翔が言っていた、  “例の計画”って  何だ?』
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