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「神谷…ミュウって子は
どうなった？」
「こちらに…」
翔の前にミュウが現れた。
「催眠術にかかって
いるみたいだねぇ」
「はい」
ミュウは翔に
近寄りながら
左手を上にあげて言う。
「ﾌﾞﾗｯｸﾊﾞﾀﾌﾗｲｾﾞｸﾀｰ…」
ﾌﾞﾗｯｸﾊﾞﾀﾌﾗｲｾﾞｸﾀｰが
飛んで来た。
ミュウは
ﾌﾞﾗｯｸﾊﾞﾀﾌﾗｲｾﾞｸﾀｰを
キャッチして
右腕に装着した。
「変身…」
（電子音）
【Henshin】
ミュウはﾊﾞﾀﾌﾗｲの
ﾏｽｸﾌｫｰﾑに変身した。
「悪いですねぇ…
翔さま…あなたには
その王座から
退いてもらいます…」
「なに…!?」
「今からこの方が
我が主です」
「“この方”？」
神谷の後ろの柱から
謎の男が現れた。
翔は謎の男を見て驚く。
「お前は…門矢 士!?」
「悪いなぁ、紅嶌 翔」
「神谷!?
どうゆう事だ!?」
「悪いですがあなたを
利用させて
いただきました…
士さんにﾃﾞｨｹｲﾄﾞを
使っていただく為に」
翔は動揺する。
「なに!?」
「ミュウ…やつを倒せ」
「はい…神谷さま」
ﾊﾞﾀﾌﾗｲはﾊﾞﾀﾌﾗｲｾﾞｸﾀｰの
羽を下に引っ張る。
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