島の少年

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ここは南にある3人の小さな島 「へっへーーやったぜー」 この少年カイ・スレイアは13歳のこの島の住人で、父親と母親は八年前に行方がわからなくなり今は姉ちゃんとじいちゃんと暮らしている 「よっしゃ!けっこうでえっけーのとったぜ」 カイはパンツいっちょに鋭くとがった石を木の棒の先につけ素潜りをしていたらしい 「お前変な顔してんな」 カイはとった魚を持ち上げ話しかけるように喋りかけた。 魚はたれ目でたらこ唇の人面魚だった 「こいつ食えるかなぁ?」 カイがそう言ったとき人面魚の口が動いた 「よぉ兄ちゃん…俺を食うきか?」 「うわぁぁぁぁ!?」 バシ!! 「いてぇ」 「うわぁぁぁぁ」 カイは人面魚を落として走っていった
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