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アミュラは驚いていた。少年が現われたのもあるが、セェシェの事だ
普通の魔物は相当な強さを持っていなくては会話は出来ないのだ。難しくて出来るのは心の中で会話するような"念話"だ
それに魔物の狼は1メートル位、茶色と黒しか種類は無い。だが、アミュラの5メートル先にいる魔物は3メートルで会話も出来るし銀の毛、アミュラは目を最大限に広げるほど驚いていた。
「まぁ…急所当ててねぇもんな。行くか」
少年は立ち上がり、セェシェが先程から向いていた方に移動しようとする。
「あっ!!!の…」
「…ん?」
少年は再びアミュラの方へと振り向く。アミュラは心配しているような顔をしていた
「その…あんな化け物」
「大丈夫だ、直ぐ終わる」
そう言うと少年はセェシェと一緒に行こうとしていたところへと向かう。アミュラは心配だった
白髪の少年に会たものの強いのだろうか?先程の化け物を倒そうとしているのだろうか?
疑問に思うばかり。どう少年を見てもアミュラと同じ年代で、森に住み着いているようだが肌も白い、それに腕も細い。見た目は弱々しくてアミュラより弱そうに見える
アミュラが色々考えているうちに、少年が向かった方から爆発音がした
「ッ!!?」
アミュラは腰が抜けたのが取れたのか立ち上がり少年のもとへと走る
だが、アミュラが見た光景は先程の魔物が死んだように倒れていてその上に少年が乗っている光景だった
少年はアミュラに気が付いたのか、アミュラのところへとズカズカと歩いて行く
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