3人が本棚に入れています
本棚に追加
【出会い】
木々の隙間から雲一つ無い太陽の日差しがカーテンのようにさす
風が強く吹くと日差しのカーテンも揺れ、木々から色とりどりな鳥達が飛んで行く…
ガサ、ガサ、ガサ
神秘的な森の中を歩いている少年がいた
少年の瞳は空のような色で髪は森の中にいると目立つような白い髪
顔も整っている。見た目は10代と言った所
格好は上は黒いTシャツに、藍色の半ズボン
森の中にいるような格好ではない。
少年は森を見渡しながら歩く。少年の後ろにも銀の毛を持った狼が一緒に歩いている。瞳は赤く、鋭い。額には薄黄緑色に光る石が埋め込まれている
『…向こうから獲物の匂いがする』
銀狼は白い髪の少年に話かける。銀狼は鼻先を手で指しているように動かす。少年は銀狼を見て微笑む
「ありがとう。セェシェ早速行こう」
銀狼の名はどうやらセェシェと言うらしい。少年は進んだ方向を変えるとセェシェも方向を変える
1人と一匹は森の奥深くへと入って行った
.
最初のコメントを投稿しよう!