Boys be Justice

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「カイ、もう帰るのか?」 「オーネか。授業終わったからな。」 インフォ・オーネだ。入学式に出会い、友達になった。 「最低だよな、素質で決めて授業にでるななんてさ。」 「ま、仕方ないよ。それよりなんか耳寄りの情報あるかい?」 オーネは情報収集がすごい。カイはたいていオーネから最近の情報を仕入れている。 オーネは自分は情報屋と主張し、耳寄りの情報を教えるかわりに報酬を得る。 しかしオーネはカイにだけタダで教える。 右ポケットから手帳を取り出さ中身を見る。 「う~ん、そういえばサーラが自治会の会長候補な出るらしい。」 「え、本当に?」 自治会とは学校を生徒によってまとめあげる組織だ。 「学校でサーラほどの知名度の高い生徒はいないからまず、当選すること間違いないな。今までサーラほど人気のあるやつはいなかったからたぶん、ガラッと学校が変わるかもな。」 オーネはパタンと手帳を閉じポケットに入れる。 カイはオーネから話を聞くと帰ってしまう。 「おい、もうちょっと話そうぜ。2週間ぶりなんだからよう。」 オーネはカイを引き止めようとする。 「悪い。今日、行くところがあるんだ。」 と言って、カイは帰ってしまう。 オーネはやれやれと言い、非科学の授業を受けるため教室な向かった。 「それにしてもカイのやつどこに行くんだ?」
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