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~袖触れ合うも他生の縁~ 袖が触れるくらいの些細な縁でも、自分が他の人生を生きていた時にその人と縁があったのだという。 にわかには信じられないことだ。 というより生まれ変わりはあるのか? それは自分がなくなってみないとわからない。 ただ僕は、漠然とだがそういう世界があるとは思っているし、そうあってほしいと思っている。 無から産まれて無に帰る。 そんな無機質な人生観には人情や思いやりなどはなかなか芽生えるものではないのではないか。 袖触れ合うも他生の縁。 信憑性はわからないが、例えば自分の過去世・来世を信じることで今世が充実するのなら、ぼくは迷わず信じてみようと思う。 これから少しずつ綴っていく言葉は、そんな人生観を基本に持った僕という人間が、印象に残った言葉や出来事に少しずつ出会っていく中で感じる感情のほとばしりです。 ここまで見てくれた人は、電車の中で肩が触れ合うよりは縁があったのかな?という気持ちをこめて。
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