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幸いにも僕には周りに支えてくれる家族、友人がいます。仕事はもちろん楽ではありません。しかし働ける「場」があります。
最近思うのです。仏教でいうところの「布施行」とは、他に施しているようで自分になにかを与えるものだと。
時間やお金・もの。自分が執着するものをできる範囲で喜捨することで、それらから執着心を少しずつもたなくなるための行いだと。
人生の苦の一つに執着があります。得られない苦。それによりおこる嫉妬、苛立ち。
それらから離れられたなら、それだけでどんなにか人生が楽になることでしょうか。
ですから布施によって自分の執着が薄まるなら、布施は他に対するものではなく自己のためといえるでしょう。
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