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Yは私に譜面の読み方を教えてくれた優しいやつです。
話が逸れましたので戻ります。先輩曰く、
「俺は正しくやっているがみんながおかしいからダメなんだよ。」
らしいです。
どうやらあの人の世界では四分音符は八分音符にも三連譜にも変幻自在らしいのです。
一般人には理解できない超人だったようです
最近ずっとパーカッションはこの負のパターンです。
合奏が終わるとパーカッションは講師に呼ばれ全部員であのような先輩に対する対策を練る会を始めることになりました。
気まずいね。他パートのみなさんすみません。肩身が狭い…
対策案は毎回同じ案になります。「パート練習時はパーカッションみんなで出来ているか監督する」 です。
もうこれしか案が浮かびません。
結局部活が終わったのはまた24:00でした。
ある帰り道のこと…
あの先輩は他パートの先輩に胸ぐらを捕まれて殴られていました。
タバコを腕に付けようとしていました。
「それはやべぇだろ!?」私は思いました
先生が走って来ました!どこかの住民から連絡をもらったらしい
現行犯で謹慎ですね。
「お前も共犯か?お前も今度こそ謹慎にするぞ?」
自分も疑いをかけられました
「自分は今々目撃しただけです!💦」
「先生…そいつはちげぇよ。」
根性焼しようとしていた先輩がかばってくれました。
高校って怖いね。自分もいつ標的になるかわかりません。
脳裏にその光景が焼き付いてその夜はなかなか眠れませんでした
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