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「1Bの五十嵐です。これからお願いします。」
パチパチ…
「1Bの長屋です。自分はこれから………と思います。よろしくお願いします。」
パチパチ…
長屋は長々となんか言いました。
しかも同じクラス~…そういえばコイツいた。
そして最初の練習はいきなりドラムをたたく事でした。
まず三年生のケントさんが見本を見せてくれました。(ケントさんは姉の元カレです)
「こんな感じ。まず見よう見まねにやってみて。」
2人ともまったくできませんでした。
帰る時に琢磨と真に誘われ一緒に帰ることになりました。隣町の子なので話すのは初めてです。
「いいな~パーカス!いいな~!俺なんてホルンやぞ!カタツムリやぞ!カタツムリ吹くんやぞ!」
そうです。琢磨はあみだくじで自分に負けたのです。
「それを言いたいだけに一緒に帰ることになったの?」
「当たり前やん!やないと誘わないて!」
傷つきました。ブロークン ハート
「あ~あ、琢磨かわいそ~。お前のせいやぞ!謝れよ!お前のせいで琢磨は三年間カタツムリやぞ!」
「ごめーんね!許してちょー!」
許してくれませんでした。
これから毎日帰る時はこの会話が5分ほどあります。
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