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そんなわけで、シャドウはこんな傲慢な性格になってしまった。
「ごちそうさまでした。あとイケメン」
最近は特に目を覆いたくなるような態度だ。
「あ、そうだ、そろそろ父さんの地下ガレージに入れてくれよ」
シャドウが聞いた。
シニエルは普段は地上のガレージで仕事をしているのだが、ロボットなどの兵器類は地下に置いてあった。
そんなとこに、この息子を入れるわけには行かなかった。
危険すぎる。
「ダメだ。地下にはおばけが出るって言っているだろう?」
正攻法で答えれば勝ち目がないと悟ったシニエルが考えた必死の嘘だった。
「う~ん、やっぱそれはやだな~」
小さい頃から聞かされているので、シャドウはすっかりその嘘を信じ込んでいたのだった。
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