☆第1章☆

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私たちがまだ小学3年生の頃。 真世(以下:世)「僕、アイドルになる!!」 リビングでテレビを見ていたとき、いきなりそう叫んだのだ。 父も母も、もちろん私も冗談ととっていた。 しかし、何日経っても、あきらめることはしなかった。 ある日… 父「そんなに言うなら、一回 頑張ってみるか?」 世「うん!!僕頑張るよ!」 それから父と母の協力により真世は芸能事務所(KING)に所属した。 そこは寮生活のため、小学4年生の春、真世は家を出て行った。 もちろん、学校も転校した。 月に何度か会っていたので、真世の成長ぶりはしっていた。 私たちが高校1年生になったとき、真世のデビューが決まったと知らせがあった。 そのときは家族みんなで喜んだ。 私の身にあんなことが起こるとは知らずに…
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